一般的に、大規模な星付きホテルでは、洗濯物の量が非常に多いため、適切に設計されたランドリールームと付帯施設は、ホテルにとって不可欠な設備となっています。ホテルののクラスやサービスレベルをより適切に反映するためには、実際のニーズに応じてホテルのランドリールームがどのように設備されているかも重要な指標となります。しかし、ランドリー機器には多くの種類があり、同じ種類であっても容量が異なります。機器の台数やサイズが大きすぎると、コスト(スペース、人件費、水道代、電気代など)が増加します; 逆に少なすぎると、ホテルのランドリー需要を満たせなくなります。そこで、上海瑞利アイロン設備株式会社が、ホテルのランドリールームに適したランドリー機器の選び方について解説します。

ステップ1:1日あたりの洗濯量を算出する
ホテルでは客室のリネンだけでなく、レストランのテーブルクロス、サウナやフットマッサージ用のタオルなども洗濯対象となるため、水洗い分の洗濯量とドライクリーニング分の両方を算出する必要があります。
例として温泉ホテルを取り上げます:
1. 客室数 700室(稼働率 70%);
| ホテルのリネン洗濯量算出表 | |||
|---|---|---|---|
| 客室数 | 700室 | ||
| リネンの種類 | 単位重量 | 1室あたりの数量 | 1室あたりの総重量 |
| バスタオル | 0.6kg | 2枚 | 1.2kg |
| フェイスタオル | 0.2kg | 2枚 | 0.4kg |
| スクエアタオル | 0.01kg | 2枚 | 0.02kg |
| バスマット | 0.4kg | 1枚 | 0.4kg |
| 枕カバー | 0.15kg | 4枚 | 0.6kg |
| シーツ | 0.65kg | 2枚 | 1.3kg |
| 羽毛布団カバー | 1.3kg | 2枚 | 2.6kg |
| 1室あたりのリネン総重量 | 6.52kg | ||
| 稼働率 | 70% | ||
| 1日あたりの洗濯量(稼働率に基づいて算出) | 3195kg | ||
2. レストランの収容人数:1,400人(約140テーブル)
3. 従業員数:約290名(毎年10%増加)
4. 温泉の来客数:約800人
1日あたりの洗濯量の算出:
1. 客室の1日あたりの洗濯量(稼働率70%):
2. 宴会用テーブル数:140卓
各テーブルには、重量2kgの大型テーブルクロス1枚と、重量0.06kgのナプキン10枚が含まれます。 したがって、1テーブルあたりのリネン重量は2.6kgとなる。1日2回のサービスと70%の食事利用率を想定すると、1日の濡れ洗濯物量は:140テーブル × 2回 × 2.6kg × 70% = 509.6kg
3. 従業員:約290名
従業員は約290名です。シフト制のため、約70%が勤務中です。従業員の制服は平均2日ごとに交換され、1セットあたりの重量は1kgです。制服の約10%はドライクリーニングが必要で、平均して週1回交換され、ドライクリーニングが必要な制服1着あたりの重量は約1.5kgです。
制服の濡れ洗濯物量:1kg × 290人 × 1/2日 × 90% × 70% = 91.35kg
制服のドライクリーニング量:1.5kg × 290人 × 1/7日 × 10% × 70% = 4.35kg
従業員の衣類の年間増加量:9.135kg および 0.435kg
4. 宿泊客の洗濯:
客室700室に対し、稼働率70%を前提として、30%の客室で洗濯が必要となる。水洗い洗濯物は1kg、ドライクリーニングは0.5kgである。
宿泊客の水洗い洗濯物量:1kg × 1日 × 700室 × 70% × 30% ≈ 147kg
宿泊客のドライクリーニング量:0.5kg × 1日 × 700室 × 70% × 30% ≈ 73.5kg
5. 温泉の来客数:1日あたり800人
1人あたり1日に4枚の大型バスタオル(1枚あたり約0.6kg)が必要であり、1人あたりの合計は2.4kgとなる。
800 × (4 × 0.6kg) = 1920kg
上記4項目の洗濯物の総重量は:3195kg + 509.6kg + 91.35kg + 147kg + 1920kg = 5863kg
ドライクリーニングの総量は:4.35kg + 73.5kg = 77.85kg
ステップ2:1日あたりの洗濯能力の設定(1日12時間の稼働時間を基準に算出)
1. 100kgの洗濯機を3台設置し、1サイクルあたり50分(リネンの積み下ろしを含む)かかる場合、各洗濯機で100kgの乾物類を洗濯できます。 1日12時間の場合、洗濯能力は次のようになります: 100kg × (12 × 60 ÷ 50) × 3台 = 4320kg
2. 50kgの洗濯機を2台設置し、1サイクルあたり50分(リネンの出し入れを含む)で、各洗濯機で50kgの乾燥したリネンを洗濯できる場合。1日12時間での洗濯能力は次の通りです: 50kg × (12 × 60 ÷ 50) × 2台 = 1440kg
3. 25kgの洗濯機を1台設置した場合、1サイクルの所要時間は50分(リネンの出し入れを含む)で、1台あたり25kgの乾燥物を洗濯できます。 1日12時間の稼働で、洗濯能力は次のようになります:25kg × (12 × 60 ÷ 50) × 1台 = 360kg
1日あたりの最大総洗濯能力は:4320kg + 1440kg + 360kg = 6120kg
4. 8kgのドライクリーニング機を1台導入した場合、1サイクル(洗浄・乾燥を含む)に60分かかり、 8kgのドライクリーニング品を処理できるとします。1日8時間の場合、処理能力は:8kg × (12 × 1時間) = 96kg
これにより、1日あたり77.85kgのドライクリーニング処理量に対応可能です
ランドリー設備構成の参考
| 番号 | 機器名 | 型番/仕様 | 数量(台) |
|---|---|---|---|
| 1 | 全自動洗濯脱水機 | XGQ-100F | 3 |
| 2 | 全自動洗濯脱水機 | XGQ-50F | 2 |
| 3 | 全自動洗濯脱水機 | XGQ-25F | 1 |
| 4 | 全自動タンブル乾燥機 | GZP-100Q | 3 |
| 5 | 全自動タンブル乾燥機 | GZP-50Q | 2 |
| 6 | 全自動タンブル乾燥機 | GZP-25Q | 1 |
| 7 | 平物アイロン機 | TP-3300 | 1 |
| 8 | 全自動完全密閉式ドライクリーニング機(8kg) |
|
1 |
| 9 | 自動折り畳み機 | ZD3300-V | 1 |
| 13 | シミ抜き台 |
|
1 |
| 14 | シングルアーム式アイロン台 |
|
2 |
| 15 | ステンレス製リネンカート | 1180*700*830 mm | 6 |
| 16 | ステンレス製衣類カート | 1200*550*1600mm | 4 |
| 合計 | - | - | 31 |
上記は、ホテルのランドリー室建設に関する参考事例です。ホテルのランドリー室建設に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お客様のご要件に合わせてソリューションを設計いたします。上記のランドリー室用付帯設備のご提案に加え、 設備のエネルギー消費量を分析し、ランドリー設備のレイアウトプランをご提案することも可能です。お気軽にお問い合わせください。





